さとう式施術について
そもそも「さとう式」とは何か?
「さとう式」の産みの親は歯科医でもある佐藤 青児先生です。佐藤先生が顎関節症の患者様を治療するために考案したリンパケア理論を元にして誕生したのが「さとう式」と呼ばれるリンパケアです。一般的にリンパと言われるものは、筋肉と皮膚の間を流れる「リンパ間質液」のことを指します。リンパの循環を良くすることで痛みの緩和や疲労の回復にアプローチするというのが、リンパケアの主な目的です。例えば、筋肉が硬縮することでリンパの流れが悪くなると、老廃物の排出が滞ったり、筋肉に痛みが生じやすくなったりします。また、リンパが滞った結果として肌の調子や体調が悪くなってしまうこともあるでしょう。そして、症状が重くなると通常のケアでは痛みが強く施術が受けられないということもあります。その点「さとう式」は“押さない”、“揉まない”、“引っ張らない”ことを重要視した施術のため、普通のケアを受けられない方にも施術を受けていただけます。「さとう式」と普通のケアの大きな違いは、筋肉を揉みほぐすか、ゆるめるかという点にあります。
さとう式でもたらされる変化について
お体の不調でお困りの方には、ぜひ1度「さとう式」を受けていただければ嬉しいですね。
例えば、側頭部から顎にかけての“咀嚼筋”をゆるめることでシワ・たるみ・ほうれい線や肌荒れ、くすみなどのお顔のお悩みを改善することができます。また、リンパケアにより筋肉の働きを活性化させ、余分な脂肪をエネルギーとして燃やすことによりウエストや二の腕のシェイプアップを図ることも可能です。「さとう式」では、筋肉の活性化と同時に、リンパの流れにもアプローチすることで、細胞の代謝促進を試みます。また、腹筋や背筋を活性化することで、猫背などの姿勢の問題も改善に向かうケースもあります。
その他、肩こり、首コリ、腰痛、背中の痛み、五十肩、足のむくみ、生理痛、花粉症、耳鳴りなどでお悩みの方もご相談にいらっしゃっていただければと思います。例えば、肩こりや首の痛みは、日々の生活の中で無意識のうちに行われている筋肉の緊張や歯の食いしばりが原因である場合も多いです。また、はじめは些細な痛みであっても、長く放置するうちに背中の痛みや足のむくみといった様々な問題となるケースもあります。そのため、肩こりや首の痛みを感じた場合は、早期に改善を試みることをお勧めします。
「さとう式」リンパケアでは、体の不調の原因をゆるやかになだめることでそれらの問題改善を促します。体の不調が緩和することで、精神的なストレスから解放されれば薄毛や血圧、不眠、歯ぎしりなどのお悩みも一緒に改善されるケースもございます。
最後に、大切なのは「継続すること」だとご認識ください。1度の施術ですぐに効果が現れる場合もありますが、だからといってやりすぎは体の負担になってしまいます。ゆっくり、時間をかけて心と体に蓄積した負担を取り除き、不調を整えてまいりましょう。
さとう式各種講座について
講座について
当サロンでは、「さとう式各種講座」を開講しております。さとう式施術が受けられるのに、なぜ、講座を受ける必要があるのか?という疑問を持たれる方も多いかと思います。
皆さんは筋肉が固まること(硬縮)をご存知でしょうか?むくんだ足に触れると、固く、パンパンになっている状態を経験したことがあるかと思います。
筋肉が硬縮することで、筋肉内のリンパ液(リンパ間質液)の流れが悪くなり、老廃物に排出機能も滞ります。またその筋肉を包む筋膜が引っ張られることで痛みへと繋がります。硬縮した筋肉にさとう式の「押さない・揉まない・引っ張らない」方法で筋肉を「ゆるめる」ことで、痛みが緩和されリンパ液の流れが良くなり、延いては美容面、健康面の良質化へと繋がるサイクルが出来上がるのです。毎日当サロンにお越しいただくことは、難しいかと思います。
だからこそ、寝る前やお風呂上りなどに継続的なセルフケアを行っていただくことで、良質なサイクルの構築をしていくことが可能となります。