リンパの流れは、心と体の健康に通じます
リンパの役割とは?
リンパのもつ役割は、大きく分けて「免疫」と「排泄」の2つです。リンパはリンパ管を通じて全身を流れており、とくにリンパ節で主に活動しています。例えば、侵入してきたウィルスや細菌、異物などを無毒化、または除去する機能や、体内で生成される老廃物を体外へと運ぶ役割を担っています。全身を流れているという点では血液と同じですが、リンパは心臓やふくらはぎのポンプ機能によって流れているわけではありません。リンパは筋肉の収縮や呼吸によって、全身へと運ばれています。そのため、長時間座りっぱなしの人や、日頃から運動不足な人の場合は、リンパの流れが滞りやすくなってしまいます。とくにリンパ節が集中している肩のまわりや、引力の影響でリンパの溜まりやすい下肢などでは、肩こり、首の痛み、脚のむくみといった症状が発生しやすいとされています。
リンパの流れをよくすることで起こる変化
リンパの流れをよくすることで、肩こりや首の痛み、脚のむくみは改善されます。そして、そのためには筋肉や関節を動かすことが大切です。仕事中などで長時間座りっぱなしという人は、1時間ごとに肩を回したり、足の上げ下げをしたりするなどを試してください。幾らかではありますが、症状の改善が見られることと思います。
また、筋肉が収縮しやすい寒い季節にも要注意です。体が冷えて筋肉の動きが悪くなると、体の基礎代謝も低下します。基礎代謝が低下することで、リンパの流れは悪くなり、肩周辺に溜まりがちになってしまいます。定期的な運動や、首のまわりを温めるなど出予防出来る場合もあります。また、当サロンのようにリンパケアにより硬縮した筋肉をゆるめ、リンパの流れを良くするという方法を用いることで、問題改善にアプローチする場合もあります。
肩こりや首の痛みが強く、ケアを受けたくないという方でもご心配には及びません。揉まない、押さない、引っ張らないを基本とした「さとう式」の施術によって、皆様の抱える問題改善にじっくりと取り組んでまいります。